実は自動化の流れで「ワイヤーハーネス」の需要が増えている?
人口減少が深刻な中、様々な業界で自動化の検討が進められています
現在この世の中の自動化の流れに伴い、自動車業界や産業機器業界など
様々な分野で「ワイヤーハーネス」が必要とされています
1.幅広い分野で必要とされるハーネスとは?
ワイヤーハーネスは、様々な分野において重要な役割を果たしており、
今後も技術革新とともに需要が高まることが期待されています
中でも複数の電線を一本化した「多芯太径ハーネス」の需要が増えています
自動化システムは多くのセンサーやアクチュエーターを含むため、これらを接続するために多くの配線が必要です。
「多芯太径ハーネス」は、これらの複雑な配線を一つのハーネスにまとめることができ、配線の整理と管理が容易になります。
例えば・・・
自動車の生産ラインにおいて多関節ロボットのアーム部分からコントローラー部分に繋がるケーブルは従来、
「信号線」「電源線」とで複数本に分かれていましたが、ロボットを使うライン側の要望で複数本を一本にまとめる事になりました。
具体的にロボットメーカーはエンドの車載メーカーの要望を受け、一本化ハーネスに対応した機種を増やしていく予定です。
3.「多芯太径ハーネス」とはなに?
「多芯太径ハーネス」は、複数の電線を太い外径でまとめ強度や耐久性を高めた配線の集合体で、産業機器や電力設備でよく使われます。
【主な特徴】
✓多 芯:複数の導線(通常、2本以上)を1つのハーネスにまとめたものです。
各芯線は異なる機能や信号を伝えることができます。
末端には多芯型のコネクタが取り付けられており、複数のケーブルを同時に接続できるようになっています。
✓太 径:外部の絶縁体や外皮が比較的太く、強度があり、耐久性が高いのが特徴です。
これにより、機械的な衝撃や外部環境からの保護が強化されます。
✓用 途:高電圧や大電流を取り扱う設備、産業機器、車両などで使用されます。
電力供給や信号伝送、通信システムなどに広く利用されています。
4.「多芯太径ハーネス」の課題とは?
自動化に伴い需要が増えている「多芯太径ハーネス」ですが、主に下記のような”課題”も存在します。
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