下記の写真は、2005年に起きた石油貯蔵所における爆発後の風景写真です。
      機能安全の慣行が遵守されておらず、劣化などにより安全信号が必要な時に機能せず、その結果大規模な
      爆発が発生しました。このように、劣化した機器を使用し続けると、防爆製品を使用していたとしても
      爆発の危険性があり、一つの爆発がきっかけで、工場全体におよぶ可能性があります。

 

 

 

💥爆発の危険性と防爆の重要性

      爆発性のある材料(可燃性のガス・可燃性液体の蒸気・粉塵など)を扱う工場では、常に火災や爆発の
      リスクが存在します。これらのリスクを未然に防ぐための仕組みが「防爆」です。
      安全な作業環境を維持するために、設備や運用方法に防爆対策を施すことが不可欠です。

 

 

 

💥防爆規制

      防爆規制とは、引火性物質の蒸気や可燃性ガスが存在する危険場所で使用される電気機器に、
      爆発を防ぐための防爆性能を義務付けるもので、日本では、労働安全衛生法のもと、爆発などの可能性がある
      危険な場所では、「本質防爆安全バリア」などの防爆規格を取得した電子機器でないと使用してはいけない

      ということが法令で定められています。

 

 

💥危険場所の種類

      危険場所は、ガスや蒸気による爆発性雰囲気が作られる頻度および継続時間によって3つの種類に分類されます。

        「特別危険箇所」      ・・・ 常に可燃性のある気体がある状況
        「第一類危険箇所」 ・・・ しばしば可燃性気体が発生する状況
        「第二類危険箇所」 ・・・ 異常時に可燃性気体が発生する状況

 

 

 

💥本質安全防爆バリア

 

         

      本質安全防爆バリアは、本質安全防爆構造を構成する際に必要となる、安全保持部品です。
      本質安全防爆は主に小電力に適用できる技術で、上図に示すように非危険場所に安全保持器(Barrier)を設置し、
      危険場所にある回路に過電圧が加わらないようにしています。

 

 

当社からのご提案

 

      そこで当社から危険場所への対策として、EATON社の本質安全防爆バリア製品を始めとする防爆製品をご紹介
      させていただき、お客様の課題に対する解決策を提案させていただきます。



      EATON社の防爆製品は、日本国内で使用する時に必要な、「型式検定合格証」を取得した製品です。
      石油・化学プラントや薬品工場、船舶等に関連するガス充填装置、液体制御機器、DCS Contractor、
      水素関連、再生可能エネルギーなどにご使用が想定されるケースと考えられます。

 


 

 

採用事例①

<本質安全防爆バリア>

     船舶向けの危険度の高いFGSS(Fuel Gas Supply System)に、EATON社の高い信頼のある
      「MTLシリーズ」が熱電対信号用として採用されました。
      水素・アンモニアなど次世代燃料への対応は、ゼロエミッション船だけでなく、社会全体の水素インフラ構築に
      向けた戦略的な一歩という側面も評価されております。

 


      <MTLシリーズが採用された理由>

          01. 安全性の確保
                 水素やLNGは高い可燃性を持つため、危険区域での信号伝送には本質安全設計が必須です。

          02. 高信頼性
                 船舶やプラントの過酷な環境下でも安定動作。
            長期耐用年数と堅牢設計で、メンテナンス負荷を低減できます。

          03. 実績とサポート
                 FGSS用途での採用実績があり、日本国内にも技術サポート体制があります。

 

 

採用事例②

<本質安全防爆パソコン>
 ~クリーンルーム対応 × 24”画面 × 本質安全防爆で製薬現場の課題を一挙解決~


      製薬業界では、cGMP準拠やクリーンルーム対応が求められる中、危険エリアでの情報端末の運用は
      大きな課題です。A社製薬工場では、EATONのMTL GECMA 本質安全防爆パソコンを導入し、
      以下のようなメリットを実現しました。
 

 

 

 
01. 運用コストの削減
   ・各部品が個別に防爆認証を取得済み
  ・現場でモジュール交換が可能なため端末全体の交換が不要

02. 生産性の最適化
   ・接続状態を常時監視するアラーム表示機能により、
              通信障害時には即座に通知
   ・キーボードやポインティングデバイスも本質安全防爆仕様で、
    電源を落とさずに交換可能


03. プラントの安全性向上
   ・安全エリアユニットと端末間の通信は本質安全防爆仕様の
               銅線・光ファイバーで構成されており、発熱や火花の心配無し


04. 24インチ対応はEaton MTLだけ
   ・本質安全防爆仕様で24inch Displayに対応できるのは
    MTL製品のみ
   ・大画面で情報の見落としを防ぎ、迅速な判断を可能に


05. クリーンルーム対応・cGMP準拠
   ・cGMP準拠で、清掃が容易な構造
    埃が溜まらず、製造バッチへの汚染リスクもなし
   ・製薬工場のクリーンルーム要件に完全対応
 

      

    <なぜEATON社が選ばれたのか?>

      Eaton MTLは、本質安全防爆PCの分野で確かな技術力と信頼性を誇る老舗ブランドとして、
      世界中の危険エリアでの運用実績を持ち、業界内での知名度も抜群です。2025年より国内技術部門を新設し、
      現場訪問・リモート診断・技術打ち合わせなど、お客様との技術的な橋渡しを担う専任スタッフを
      配置しております。導入前後の技術サポートが、より迅速かつ的確に対応可能です。
      さらに、2年間の製品保証を標準化し、導入後も安心してお使いいただける体制を整えています。
      製品の高い信頼性と柔軟な対応力により、EATON社は日本市場においても、長期的なパートナーとして
      選ばれています。

 

 

皆さまの施設におかれましては、
機器などの交換に関してお困りごとはありませんか?



    💭 推奨耐用年数に近づいているが、現在使っているメーカーの製品で更新してしっかりと防爆対策はできるのか
    💭 機器に劣化は見られるが、対応策がわからない

 

      防爆製品では、定期的な点検と時期を迎えた場合の交換を推奨されています。基本的には日常的な保守点検が
      不可欠ですが、防爆機器の推奨耐用年数は一般的に15年~20年と設定されており、劣化が見られた場合は、
      耐用年数に関わらず交換が必要です。

 

      お困りごとがあれば、是非当社と一緒に解決しませんか。
      お客様に最適なEATON社の製品を紹介させて頂きます。